★2017年マスターズ★  
 第1日  オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
◇マスターズ 初日(6日)◇
【TV観戦】
ほとんど観ていなかった。
トップのホフマンと松山の差は
「−7」〜「+4」で11打になった。
今日も明日も風がキツイ様だ。
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◇ 初日(6日)◇
米国ツアー4勝で40歳のチャーリー・ホフマンが9バーディ、
2ボギー「65」でプレーして7アンダーで首位発進した。
強風の中で、初日の平均スコアは「74.9786」。
後半14番から4連続バーディを奪うなど、ホフマンは後続に4打差をつけた。

フィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、
ジャスティン・ローズ(イングランド)ら8選手が1アンダー4位に並んだ。

日本勢は、「74」で2オーバー26位とした池田勇太。
初メジャータイトル奪取の期待の掛かる松山英樹は、1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの
「76」とし、谷原秀人らと並ぶ4オーバー54位と出遅れた。
 
 
 第2日  【第2日】
【観戦】
朝5時から観戦。松山は力があるが惜しいチャンスを逃したり・・・
 トラブルでもナイスリカバリーをしたり・・・
 ドライバーがもう少し安定したらまだまだ上位の可能性はある。
2日目も風の影響はあったがホフマンが落とす中・・・ベテランが安定したゴルフで
上がってきた。
フレッド・カプルス:フィルミケルソン:また松山と同組のリッキー・ファウラー
もトップに上がった。
松山の後半戦は安定したゴルフが鍵になる。

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<マスターズ 2日目◇7日◇
第1ラウンドで4オーバー54位タイと出遅れた松山英樹は、
前日同様、強風が吹きすさぶ中、5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの
“70”で2つ伸ばして、トータル2オーバー16位タイで決勝進出を決めた。
前日11打あった首位との差は6打に縮めた。

前日ボギーとした8番(パー5)で1・5メートルのバーディパットを決めると、
10番(パー4)では4メートルのミドルパットを沈めた。続く11番で1メートル、
12番で5メートルのパーパットを沈めた。バーディを奪った15番(パー5)の2打目は、
アゲンストの中、ピンまで残り245ヤード。3番アイアンで放ったボールは
2・5メートルに2オン成功。

上がり2ホールの粘りも圧巻だった。17番では2打目を大きくグリーンオーバーし、
ピンまで59ヤードのアプローチを1メートルに寄せてパー。
18番はティショットを大きく右に曲げて林に打ち込んだが、
低いボールでグリーン奥まで運ぶと、ピン方向とは違う傾斜を巧みに使って、
もう少しでチップインバーディというアプローチを見せてパトロンを沸かせた。

首位との差は5打縮めた。まだ6打ある。
 
 
 
 
 第3日  【第3日】
朝5時から観戦。
松山が伸びない。ドライバーが少し乱れる。
バ−ディ−チャンスに付いてもパットのラインが僅かにずれる。
つまり、ショットの安定と
グリーンの読みに今ひとつピタッとする所がない。

ベテランのフレッド・カプルスやフィルミケルソンも好プレーを見せるが
やはり体力のせいかトップからは遠くなった。
後半に動きがあり実力者達が上位に上がってきた。
トップは−6だがアンダーの10人位はまだまだ優勝の可能性はある。
明日はビッグデーターが出るか安定したプレーヤーが残るか?
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2オーバーの16位タイから出た松山英樹は「74」とスコアを落とし、
通算4オーバー28位と優勝争いから後退した。最終18番で痛恨の4パットで
ダブルボギーフィニッシュ。日本勢初のメジャー制覇が大きく遠のいた。
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快晴で風も穏やかな絶好のコンディションの中、第3ラウンドを行い、
トータル6アンダーとしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)と
ジャスティン・ローズ(イングランド)が首位タイに並んで最終日を迎えることとなった。
松山英樹は1イーグル・1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの“74”で
スコアを2つ落とし、トータル4オーバー28位タイに後退した。

1打差の3位にこちらもメジャー初制覇を狙うリッキー・ファウラー(米国)。
トータル4アンダーの4位タイには昨年のリベンジを期すジョーダン・スピース(米国)と
ライアン・ムーア(米国)、初日から首位を守ってきたチャーリー・ホフマン(米国)が続く。
トータル3アンダーの7位にはアダム・スコット(オーストラリア)と上位に役者がそろってきた。

 
   
   
   
   
   
 第4日  【第4日】【最終日・観戦】
AM5:15・・・TV観賞開始:
松山の18番アプローチを見ることが出来た。
−5アンダー、67で終わった。最終日にようやく60台が出た。
もう少しエンジンの掛かるのが早ければ可能性はあった。
終盤はガルシアとJ・ローズの一騎打ち。
#18最終のパターでローズが外し、ガルシアの
ラストパットを待つ時のローズの顔・・・諦めの顔。
しかしガルシアは短いパットを外しプレーオフになった。

ここまでも1ホールごとに入れ替わるトップの
息詰まる熱戦を楽しんだ。

プレーオフで決着の付いた後・・・ガルシアの喜び方にこちらまで
感動した。
大きな両手を拡げてパトロンにも喜びを示すと
今度はグリーンにヒザマ付いて何かに祈っているかの様だった。
中島さんに言わせると「セベ・バレストス」に報告していたのでは・・・
と言いそうだ。
松山のホールアウト後に芹沢さんとのレポートでは今日は笑みがこぼれていた。
中島さんも暖かくねぎらいと励ましの言葉を掛けていた。
昨日のむっつりした表情とは大きく違う、爽やかな笑顔だった。

それにしても・・・トッププロのショットの精度の高さに
驚くとともに・・・グリーンの難しさにも驚く。

ガルシアとローズ、二人の関係は随分仲が良い様で
プレー中も互いに好プレーにはサムズアップで合図を送っていた。
更に決着が付いた後は互いの家族にも抱擁で健闘を祝していた。

桜の時期の気持ちの良い春の時期・・・
遠い場所での感動するプレーに眠気もどこかに
飛んで行ってしまった。
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< 最終日◇9日◇>

松山英樹は、この日のベストスコアとなる“67”で回り、
11位タイに順位を上げて4日間を終えた。マスターズの来年の出場権も獲得した。

ローズは6番から3連続バーディを奪って8アンダーでガルシアと並んでハーフターン。
一方のガルシアは10番、11番と連続ボギーを叩いて2打差に後退した。

それでも、ガルシアは15番パー5では2オンに成功してイーグルを奪って並んだ。
16番でローズが一歩抜け出すも、17番をボギーとし同スコアで最終ホールへ。
2メートルにつけたローズがパーとしたのに対し、
ガルシアも1.5メートルを決めきれずプレーオフに突入した。

1ホール目でローズがティショットを曲げてボギーとしたのに対し、
ガルシアは3メートルのバーディチャンス。
上からのパットでバーディ。
初のメジャー制覇を成し遂げた。
セベ・バレステロス、ホセ・マリア・オラサバルに続く3人目の
スペイン人チャンピオンとなると共に、
自身メジャー74試合目にして初めてのメジャー制覇を成し遂げた。
最終日の4月9日は亡きバレステロスの誕生日だった。
 
   
   
   
   
   
   
   
     
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