★北斎展:北斎−富士を超えて★ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★北斎展 大英博物館 国際共同プロジェクト 北斎−富士を超えて− 出かけた!! エレベーターホールに着いた時から感じた。大混雑! 16階に着いたらさらに驚いた。フロアー全面にガイドロープが張られて 満員の盛況!入場券を買ってない人は長い列に2度並ぶことになる。 それでも、私は30〜40分で、ようやく入場出来た。 展示室は混雑する人で作品をゆっくり鑑賞するのは出来なかった。 それにしても今年は色々とマスコミでも北斎の情報を流したので 大盛況になった。日本人は熱し易い。 以前にも何度か北斎や広重などの版画を鑑賞したがこのような混雑は無かった。 大英博物館でも「北斎 大波の彼方へ」が公開された時には、 3ヶ月間で15万人の来場者を記録したそうで、この報道も影響しているかも知れない。 *********************** 今回は版画だけではなく肉筆画が多く展示されていた。 特に見たかったのは「応為」さんの 「葛飾応為 吉原格子先之図」・・・ これは掛図で思ったより小さく、側に寄って眺めたが それでも「提灯」に書かれた文字は良く見えなかった。 多くの作品を見たが、最も感動したのは「濤図」だ。 じっと見ていると引き込まれるような感覚になる。 なんだか大きなエネルギーを感じる。 これは解説の説明にあった様に浪の色が幾つもの「青色」を使い分けて、 遠近感を引き出している為だろう。 小布施の北斎館の説明では・・・ 上町祭屋台の「男浪」「女浪」の怒涛図は弘化2(1845)年北斎86歳の作品です。 ・・・となっている。 もう一つ入り口に拡大した看板になっていた「李白観瀑図」が ある。等身大で滝を感じる。構図の力で滝の大きさを感じる。 また童子の表情がユーモアがあって面白い。
************************ 全部で219点もの展示が準備された。そのうち前期だけの展示は40数点 それでもすべてを見ることは勿論、眺めることも出来なかった。 上記以外の数点の作品を表示する。 「晩年の作品紹介」 このHPのGALLERLYにあった図を借用する。
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||