★ 名古屋ボストン美術館:ルノアールの時代★    
 

★名古屋:ボストン美術館:ルノアール★
展覧会の終わる日が近づいて来たので、急いで出掛けた。
目的は《ブージヴァルのダンス》。
と言うのも7月に六本木の国立新美術館で
『田舎のダンス』と『都会のダンス』を見たので
3枚目のダンスを見ておくのが目的だった。

女性はのちに画家となるシュザンヌ・ヴァラドンを、
田舎のスタイルの男性はルノワールの友人ポール・ロートを
それぞれモデルにした・・・そうです。

居ながらにしてオルセーとボストンの作品を見ることが出来ました。
*ルノワールの作品は4点
≪ブージヴァルのダンス≫の他に、
≪ガンジー島の海辺の子どもたち≫、
≪ピクニック≫(三菱一号館美術館寄託)、
≪マッソーニ夫人≫(個人蔵)の4点。
ルノアールの「ブージヴァルのダンス」を何度も観る。

他にも気になる作品が幾つか展示されていた。

作品リストから見ると87点の作品で
多くの作者が含まれている。
【参考】
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4267


巨匠たちが表現した都市と田園、「ルノワールが生きた時代」の名作を一挙公開!!
ルノワールが生きた19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパは、
産業革命により近代化が進んだ時代であり、人々の生活は劇的に変りました。
ガス灯が輝く通り、華やかな舞台の劇場―街は都市へと変貌し刺激的な場所となります。
しかし急激な人口増加に見舞われた都市では生活環境が悪化し、貧富の差が生まれました。
人々は都市に息苦しさを感じる一方、
自然や素朴な暮らしの残る田舎にピクニックや海水浴などの憩いを求めるようになります。

 本展はボストン美術館のコレクションを中心に、油絵、版画、写真の
89作品で近代ヨーロッパの生活をご紹介します。
芸術家たちを惹きつけた風景とそこに暮らす人々の光と影。
ルノワール、モネ、ミレー、ドガ、ゴッホらが描く
「都市と田園」の魅力をお楽しみください。



ピエール=オーギュスト・ルノワール《ブージヴァルのダンス》



米国ボストン美術館で最も愛されている作品
《ブージヴァルのダンス》

きらめく一瞬を捉え、永遠に私たちを魅了する…
本作はルノワールによるダンスをテーマとした3部作
のひとつです。
当時流行のファッションに身をつつんだ女性はのちに
画家となるシュザンヌ・ヴァラドンを、
田舎のスタイルの男性はルノワールの友人ポール・ロートを
それぞれモデルにしたといわれています。
背景のテーブルで談笑する人々、
地面に落ちたタバコや花束によって、屋外のビアガーデンの生き生きとした雰囲気が伝わってきます。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ブージヴァルのダンス》
1883
Picture Fund 37.375

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http://www.fashion-press.net/news/gallery/21603/373972

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http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/renoir-201603/outline.html


【序】
1」エドガー・ドガ《美術館にて》
1879-90年頃
 油彩・カンヴァスエドガー・ドガ《美術館にて》Gift of Mr. and Mrs. John McAndrew 69.49









2」
ジャン=フランソワ・ミレー《木陰に座る羊飼いの娘》ジャン=フランソワ・ミレー《木陰に座る羊飼いの娘》1872
 油彩・カンヴァス
Robert Dawson Evans Collection 17.3235






【1:レアリズムと都会の芸術家】

13」フィンセント・ファン・ゴッホ《機を織る人》
1884
 油彩・カンヴァスフィンセント・ファン・ゴッホ《機を織る人》Tompkins Collection-Arthur Gordon Tompkins Fund 58.356










「ルノワールの時代」名古屋ボストン美術館で開催 - 印象派の芸術家達が描いた都市と田舎の魅力 写真5


3」ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《花輪を編む若い娘》1866-70年頃

 油彩・カンヴァス

Bequest of David P. Kimball in memory of his wife,
Clara Bertram Kimball 23.511





オノレ・ドーミエ《オーケストラの観客》
【2:ドーミエと都会のレアリズム】

26」オノレ・ドーミエ《オーケストラの観客》
(〈ドーミエによる劇場のクロッキー〉より)
1864
リトグラフ、手彩色
Bequest of William Perkins Babcock B4290.13





オノレ・ドーミエ《雪空のクリノリン・スカート》
28」オノレ・ドーミエ《雪空のクリノリン・スカート》
(「冬の歳時記」より」)
1858


リトグラフ
Bequest of W. G. Russell Allen 63.1951



【3:ブルジョアジーと地方への旅】

エドガー・ドガ《田舎の競馬》
30」エドガー・ドガ《田舎の競馬》
1869
 油彩・カンヴァス
1931 Purchase Fund 26.790





ピエール=オーギュスト・ルノワール《ガンジー島の海辺の子どもたち》

34」ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ガンジー島の海辺の子どもたち》
1883年頃
 油彩・カンヴァス
Bequest of John T. Spaulding 48.594





特別出品−1」ピエール=オーギュスト・ルノワール
  《ピクニック》





【4:ミューズとしての都市】

エドワード・ダーリー・ボイト《凱旋門、パリ》38」エドワード・ダーリー・ボイト
《凱旋門、パリ》
1883
 水彩・紙
Gift of the artist 88.330



42」クロード・モネ《チャリングクロス橋(曇りの日)、1900年》クロード・モネ《チャリングクロス橋(曇りの日)、1900年》
1900
 油彩・カンヴァス
Given by Janet Hubbard Stevens in memory of her mother, Janet Watson Hubbard 1978.465



ジャン=エミール・ラブルール《エルネスト》

【5:都市の生活――観ることと観られること】


63」
ジャン=エミール・ラブルール《エルネスト》
1902-11年頃
カラー・リトグラフ
Gift of Eijk and Rose-Marie van Otterloo 2010.1277


ジュール・シェレ《オペラ座》52」ジュール・シェレ《オペラ座》1898
カラー・リトグラフ
MFA, Boston 2014.481





【6:モダニズム、都会への幻滅、避難先としての田園】
ジュール・パスキン《メランコリック》
71」ジュール・パスキン《メランコリック》
1909
 油彩・板
Gift of Robert and Cheryl Fishko 2002.156







エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《クラヴァーデルからの山の眺め》
87」エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
《クラヴァーデルからの山の眺め》
1925-26
 油彩・カンヴァス
Tompkins Collection―Arthur Gordon Tompkins Fund 56.13

   
       
       
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