「ルーブル美術館展」(H27年9月) 
 9月の下旬に京都市美術館の「ルーブル美術館展」に出掛けた。
今回の目的はフェルメールの「天文学者」。
以前、ルーブル美術館に出掛けた時に観たかどうか?
はっきりしない!
今回は「天文学者」の前にはそれほど多くの人がいなかったのでゆっくり観る事が出来た。
しかし余り、感激しなかった。
絵のメッセージがハッキリしないのか?
絵の色彩に輝きがないのか?
絵を鑑賞する力がないのか?
それでも自分の「フェルメール鑑賞」に1枚追加したことにする。
ヨハネス・フェルメール

http://www.sankei.com/life/news/150301/lif1503010036-n1.html

http://www.salvastyle.com/menu_baroque/vermeer.html


17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールの円熟期の名画「天文学者」
(1668年)が初来日している。「ルーヴル美術館展」の目玉だ。
世界に三十数点しか現存しないとされる
フェルメール作品のうち、日本で展示されたのはこれで20点になるとか。
“全作品制覇”を夢見るファンも多い中、近年の来日ラッシュで
日本から出なくとも相当数、
鑑賞できたことになる。
 直に目にする体験がいかに貴重か、フェルメールの絵画それぞれがたどった数奇な運命を知れば、
より実感できるかもしれない。「天文学者」もそんな1点といえる。

 ナチス・ドイツの総統ヒトラーが所有し愛した作品−。いや、所有というより略奪、
愛より執着と言い換えた方が適切だろうか。


 若いころ画家への夢を絶たれたヒトラーは、自らの「総統美術館」設立を構想。ナチスと
フェルメールといえば、幹部のゲーリングが贋作をつかまされた事件も有名だが、
ヒトラーも希少な作品を力ずくで獲得しようと、1940年のフランス侵攻の際、
ユダヤ系フランス人の銀行家、エドゥアール・ド・ロートシルドが持つ「天文学者」を
押収した。
45年、オーストリアのアルトアウスゼー岩塩坑でフェルメールの「絵画芸術」「天文学者」を
含む約1万点もの美術品が発見、救出された経緯はロバート・M・エドゼル著
『ナチ略奪美術品を救え−特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』(白水社)などに詳しい。
そしてロートシルド家に返還された「天文学者」は83年、仏ルーヴル美術館の所蔵となった。

 他の絵画 (他にも素晴らしい絵画を鑑賞出来た)
 
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